1月10日 0106−鳴門鯛焼本舗・実盛坂・湯島天神 [撮影]
神田明神を抜けて広い通りを行くと角にあった鯛焼き屋さん。
人がたむろしているが、並んでいるふうでないので、ちょっとつまもうかということで購入したら、注文してから待つことになっているようで、しばらく待たされた。
ここにいる人はみんな待っている人だった。
焼きたてあったかで美味しかったです。
食べ歩きしながらであった井戸。
湯島天神少し手前の実盛坂
坂にあった看板に書かれていた。
実盛坂 湯島3丁目20と21の間
『江戸志』によれば「・・・湯島より池之端の辺りをすべて永井庄といへり、むかし斉藤別当実盛の居住の地なり・・」とある。また、この坂下の南側に、実盛塚や首洗の井戸があったと言う伝説めいた話が『江戸砂子』や『改撰江戸志』にのっている。この実盛のいわれから、坂の名がついた。
実盛とは長井斉藤別当実盛のことで、武蔵国に長井庄(現、埼玉県大里郡妻沼町)を構え、平家方に味方した。寿永年(1183)、源氏の木曽義仲と加賀の国篠原(現・石川県加賀市)の合戦で勇ましく戦い、手塚太郎光盛に打たれた。
斉藤別当実盛は出陣に際して、敵に首を取られても見苦しくないようにと、白髪を黒く染めていたと言う。
この話は『平家物語』や『源平盛衰記』に詳しく記されている。
湯島の”真盛塚”や”首洗の井戸”の伝説は、実盛の心意気にうたれた土地の人々が、実盛を偲び、伝承として伝えていったものと思われる。文京区教育委員会終わり
湯島天神の入り口にはお参りする人が並んでいるので、その手前の「鳥つね」でお昼にすることにした。
今日は親子丼のみとのこと。1800円。大きなお丼で量もあり美味しかったです。