季節ごとに変わる花や風景を追いかけています。
母の歌える歌は一つ。
歩きながらいつもか細い声で歌っていた。
空にさえずる~鳥の声~
峰よりおつる~たきのおと~(美しき天然)
下げた右手の人指ゆびは、字を書くように動かしていた。
その指先は、子供の私の目の高さだったので、とても気になった。
彼女の口癖は「人の振り見て、我が振り直せ」と何度も聞かされた。
その頃は何も感じなかった言葉が今頃ふと蘇ってくる。
なんで今頃そんなこと思い出すのだろう。
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