12月28日 氷の花 [雑感]
12月28日
植物の「シモバシラ」の根元から土の中の水分を吸い上げてできる霜柱です。
花を友人からいただいて、数年育てていますが、一度も霜柱ができたことがないのです。
ところが今年はできました。
寒いというのも楽しみがあります。
今朝 「シモバシラ」の根元から氷の花が2つ、できていました。
シモバシラの花はこんな花です。夏に咲きます。写真は夏に撮ったものです。
シモバシラはシソ科の植物で、高さ40~70cm程度の多年草です。
8月下旬から10月上旬に白い穂状の花を咲かせます。
冬には地上部は枯れてしまいます。
氷の花はシモバシラの根から吸い上げられた水分が枯れた茎からしみだし、冷たい外気に触れて凍っていくことで作られていきます。
水が凍らなければいけないので、気温が氷点下でなければいけません。
また、雨や雪が降っている日や風が強い日でも氷の花はできません。
シモバシラの花がおわり葉が落ちるとやがて残った茎も立ち枯れていきます。
地上部分の茎は枯れてしまいますが、地中の根の部分はまだ活動していて、保水能力をたもっています。
シモバシラのように茎が堅く導管(水の通り道)が崩れにくい種類では毛細管現象によって地中の水が上がってきます。
吸い上げられた水分は、枯れた茎の途中からしみ出て外気にふれて凍りつきます。
季節が進むと、茎はぼろぼろに裂け、土もかたく凍りついてしまうため、やがて「氷の花」はみられなくなります。 高尾ビジターセンターのHPより
今朝のバードバス。
バードバスから外して、立てて撮ろうと思ったら、割れてしまって失敗です。